【ご報告】以前からいただいていた政界進出のお誘いについて、現段階はお断りしました。
私は、実は以前から、周りの方々の方々より、幾度か、「政界への進出」をすすめられていました。 この大村市に帰ってきたあとも、そのお誘いはありました。 私も、生まれ故郷の大村市を良くしたいと考えるのは本音です。 正直なところ、ありがたく光栄なお話でもありましたし、私自身も、まちのことや社会のことを考える立場として、責任の重さも痛感する日々です。 けれど、私は、その形は"違う"と感じていました。 私も、一市民として、政治家さんとお付き合いしたことも多々ありますが、私には不向きに感じています。 私は、あまり近縁者と良い関係とは言えず、DV等支援措置を受けており、おおやけに活動するのは遠慮しており、何より「陰ながら淡々と実務をこなす」のが好きなのです。 また、よく「政治は喧嘩」と言いますが、私は、「喧嘩や争い」は、嫌いです。 「皆違って皆いい」「個性は大事」といった具合の考え方なので、党派や思想などで闘争したり、風習や形式的なしがらみのなか、活動をするのは、私の求めるものでありません。 たとえ党派や思想、選挙区が違えど、同じ「社会を良くしたい」有志としてやっていけるようでしたら、その道を考えたい。みんな、同じ人間ですし…。 そして、皆さんが私に勧める「議員」と「政治家」は微妙に意味合いと役割が違うと感じています。 議員はあくまで、政治家の中のポストだと考えております、また、「政治家として何ができるか」「議会の中で何ができるか」よりも、「地域の中で、誰と、何を、どう変えていくか」といった具合に、実感のある活動に、私は、強く意義を見いだしています。 今も変わらず、功績を残すよりも、陰ながら淡々と道路の安全確認や、防災のこと、ボランティアのこと、市民の皆さんとの小さな対話の積み重ねにこそ、私の原点があると思っています。 たとえ政治家という肩書がなくても、"まちを良くしたい"と思えば、動けると思って行動しています。 一人でも、仲間がいれば、大きな波になる。 だから、現段階で、このお話には、丁寧にお断りをさせていただきました。 もちろん、今後の状況次第で、どうなるかは、私にも分かりませんが、私は「政」という形よりも、「民」に根ざしたところから、社会を育てていきたいと、今もそう思っていますし、そう、強く考えています。