投稿

ラベル(三浦地区)が付いた投稿を表示しています

大村市三浦地区溝陸地域冠水是正活動で県央振興局と意見交換しました。また、8月は、冠水にご注意ください。

冠水の厳戒注意のお知らせ(三浦地区・溝陸地域) 三浦地区溝陸地域付近の地域住民、事業者の皆様、県道34号線(大村貝津線)沿いをご利用の皆さまへ 現在、私は、大村市三浦地区・溝陸地域における長年にわたる冠水被害の是正活動に取り組んでいます。 ※今後は便宜上「大村市三浦地区溝陸地域冠水是正活動」といいます。 昨日、私の補佐役を県央振興局に派遣し、本件に関しての意見交換を行いました。(今後、私が伺う予定) その際、「8月10日〜8月20日頃」の期間は、特に注意が必要な旨をうかがいました。 早急に過去データ等の関連データ等を分析し、私もこの期間は、夏至、雨天リスクが高い時期等の影響で冠水リスクが高まる恐れがあると確認しました。 「特に注意が必要な時期」です。 ※もちろん起きない場合もありますし、ずれる場合もありますが、冠水が起きないに越したことはありません。 _この地域を通行される方へ ・事前の天気予報確認 ・冠水時の無理な通行回避 ・お年寄りや子ども、通学路の安全確保 などにご注意いただき、安全な移動をお願いいたします。 _地域の皆さまへ(冠水リスクに備えるために) 冠水が予想される8月10日〜20日頃に向けて、地域や事業所でできる対策をいくつかご提案します。 ご家庭等の場合: ・土のうの準備と設置(玄関・車庫・建物周辺) ・側溝や排水口まわりの落ち葉・ごみを事前に除去 ・車両の移動(低地から高い場所へ) ・家財や電化製品の一時的な高所移動 事業者・店舗の皆さま: ・出入口周辺への止水シート・土のう設置 ・従業員への避難ルート確認 ・商品や資材の移動・被害想定マップの確認 ・営業時間や休業の判断を事前に共有 共通事項: ・大切なのは「早めの準備・無理をしない判断」です。 ・地域一人ひとりの備えが、大きな被害を防ぎます。 ・大村市のハザードマップの確認・お手元に置いておくことをおすすめ(大村市ホームページからも確認できます。) ・気象庁等の気象データの早期確認をおすすめ _地域の安全と安心のため 起きないに越したことはありません。私も起きないことを祈ります。 今後も本件の是正・改善に尽力してまいります。 また、警察等にもこの時期の警戒を依頼いたしますし、私も巡回します。 本件は、私どもみんなの課題として、「協力」をもって、力をあわせて解決に向けて活動してまいりたいと考えてお...

大村市 溝陸地区の冠水について、大潮時等の異常冠水を受け、大村市と意見交換を行いました

令和7年7月14日、大村市溝陸地区において、降雨が確認されていないにもかかわらず、県道および市道にわたる広範囲の冠水被害が発生しました。 冠水時の記事はこちら 私は、長崎県防災推進員(または大村市政評議会の評議会長)として、 当日および後日に現地を巡回調査 いたしました。 調査の中で、多くの地域住民の皆様から、 「突然、道路が冠水して車が浸水しています」 「こうした浸水は、毎年のように繰り返されています」 「昔からです」 「事業が成り立ちません」 といった、切実な声を多数いただきました。 今回の冠水は、大潮による潮位の上昇が主要因と見られ、これは気象的な降雨とは異なる新たなリスク要因であり、市民生活やインフラに対して深刻な影響を及ぼすものです。 ▷大村市への質問状を提出しました この事態を受けて、私は早急に大村市にヒアリングをしました。そして大村市役所に対し、以下の内容を記した正式な質問状を提出し、原因分析および対策状況について照会を行いました。 ▷質問状タイトル 溝陸地区における大潮時の冠水被害および排水対策に関する照会 提出日:令和7年7月23日 提出者: 大村市政評議会 評議会長 大村市公共財研究会 名誉会長兼調査員 長崎県防災推進員 三重大学 科学的地域環境人材アナリスト 神 葵(じん あおい) ▷質問内容(一部抜粋) 7月14日の冠水要因の分析について  – 降雨がなかった中での冠水発生原因の検証状況  – 潮位・河川水位・逆流の有無と対応 排水系統と地形の関係  – 海抜・地盤沈下の影響、逆流防止設備の整備状況 過去の同様事例の有無と傾向分析  – 類似事例の記録と再発リスク評価 今後のハード・ソフト両面の対策について  – 排水ポンプやフラップゲート等の整備検討状況  – 危険区域指定や住民周知の方針 住民への説明責任と意見聴取機会の確保  – 行政による地域説明会や対話の場の設置予定 ▷今後の対応について この問題は、一自治体だけでは解決が難しい、県域など 広域的かつ構造的な課題 を含んでいます。 したがって、今後は 大村市との協議継続のほか、長崎県庁および関係機関への働きかけも進めてまいります。 科学的な観点と住民の声の両面から意見書の提出・情報提供・合同視察要望など...