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島原の土石流被災家屋保存公園とがまだすドームを見学しました

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本日、長崎県島原市にある「土石流被災家屋保存公園」と「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」を見学しました。 ▷1991年、忘れてはならない島原の土石流災害 がまだすドームに展示されている写真や映像、そして現地にそのまま残された被災家屋を目の前にすると、改めて「自然災害の猛威」と「人の命の重み」を痛感します。 土石流に呑まれた住宅は、いまもあの日のまま。 屋根も壁も押しつぶされ、車は巻き込まれたままの姿で保存されています。 「もうこの場所に家族はいない」 その事実が、胸に強く刺さりました。 ▷防災は「誰かを守る力」に変えられる 見学を終えて感じたのは、こうした災害の記憶を「過去の悲劇」で終わらせるのではなく、次の命を守るための知恵や教訓に変える責任が、私たちにはあるということです。 一人の防災推進員として、 そして地域に関わる人間として、 「気づくこと・伝えること・動くこと」の大切さを改めて胸に刻みました。 ▷平時にこそ、防災を 土砂や火山災害は、九州の多くの地域にとって、他人事ではありません。 島原で学んだことを、大村のまちづくりや日常の巡回活動、公益活動にも活かしていきます。 災害は、静かに近づきます。 だからこそ、静かなうちに備える力を磨いておきたいですね。 今後も、各地の防災施設や災害遺構を訪ねながら、 「命を守る知恵」を皆さんと共有していけたらと思います。

大村市歴史資料館に見学に伺い、大村市の歴史にふれ、郷土愛をあらたにしました

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本日、大村市歴史資料館を見学してまいりました。 これまで何度か訪れていたものの、今回はじっくりと時間をとりまして、展示と向き合いながら、「まちの歩み」を再確認する貴重な時間となりました。 館内には、大村藩の成立やキリシタン文化、大村純忠公の足跡などを紹介する歴史資料が並び、 展示をひとつずつ読み進めていくうちに、地域の中に積み重ねられてきた人々の営みが、静かに胸に迫ってきます。 今回の展示の中で、特に心を打たれ、熱心に見させていただいたのが、市内の各小学校による郷土の歴史研究の展示でした。 児童たちが地域の歴史や文化について調べ、わかりやすくまとめたパネルや作品が並んでおり、その一つひとつに、大村というまちを大切に思う気持ちが感じられ、とても素敵でした。 子どもたちが自分のまちを調べ、発表し、それが公共施設に展示されているというのは、まさに“郷土愛の土壌”を育む素敵な教育だと思います。 大人の私も、つい見入ってしまい、「なるほど、こんな視点があるのか」と感心する場面も多々ありました。 静かな展示室を歩きながら、「自分はこのまちが好きだ」そんな思いがあらためて込み上げてきました。 歴史にふれ、地域の歩みに耳を傾けることで、今を生きる私たちが背負っている“まちの記憶”の重みと温かさを再認識しました。 今後は、子どもたちや地域の皆さんと一緒にこうした資料館を訪れ、大村の歴史や文化を共有し語り合う機会をもっと増やしていきたいと感じています。 私たち一人ひとりの郷土愛と、未来へ手渡したい“まちの誇り”が、これからの大村をつくっていく。 そう信じて、これからも活動を続けてまいります。 ※展示内容や見学情報は、大村市歴史資料館の公式サイト等でご確認ください。 ※子どもたちの作品は時期によって入れ替えもありますので、再訪もおすすめです。