投稿

9月, 2024の投稿を表示しています

【ご報告】三重大学「科学的地域環境人材育成事業」(科学的環境人材アナリスト)の必須・選択科目を修了しました

このたび、三重大学が実施する「科学的地域環境人材育成事業」において、必須科目および選択科目を受講・履修し、全てのテストに合格いたしました。 ▷修了した科目について 必須科目(地域環境科学概論) 以下の科目を体系的に学び、環境問題の理解を深めました。 ・環境問題・環境評価法 概論 ・エネルギー技術 概論 ・環境配慮技術 概論 ・環境管理・教育啓発 概論 ・環境関連法・行政 概論 ・大気・水と食の健康リスク 概論 ・自然環境保護・生物多様性 概論 ・気候変動問題 概論 ・コミュニティ&インバウンド 概論 ・環境経済・経営 概論 選択科目 環境の現場で求められる知識として、以下のテーマを学びました。 ・カーボンニュートラル(CN)の必要性と重要性及び対応策 ・地域再生とスマートエネルギー ・環境に配慮した食生活 ・脱炭素社会 今回の学びを通じて、地域環境の現状や未来に対して科学的かつ実践的な理解を深めることができました。 これらの知識を基盤に、今後も地域の環境保全や持続可能な社会づくりに貢献してまいります。 引き続き、環境と社会をつなぐ活動に取り組んでまいります。

第2回防災記録 長崎県防災推進員として

〜雨の音、夜の灯り、防災の目〜 1.はじめに 昼間だけでは見えないリスクは、雨の日、そして夜の街に潜んでいます。 私は、防災推進員として“日中以外の時間”にも巡回を行い、災害に備える「気づきの網」を広げています。 2.雨天巡回できづいたこと ・雨の日には側溝や排水口の機能が目に見えて分かる ・水たまりの発生箇所=道路の勾配不良、排水不良 ・長靴で巡回しながら、実際に雨の動きを観察 ・雨漏りしている空き家や工事現場の仮設物の傾きが明らかになる 事例:大村公園の側溝詰まりを発見、即時清掃完了 3.夜間巡回で気づいたところ ・街灯が点いていない道は、歩くだけで不安になる ・一部の避難路が夜間に暗すぎて、災害時の避難に適さないと判明 ・鳴らない防犯灯、看板照明の老朽化なども確認 4.市民の声 ・「夜道が暗いと怖い」 ・「雨の日にゴミが流れて詰まってるのをよく見る」 ・「誰かが巡回してくれてると安心する」 市民と話すなかで、“見えない不安”への気づきを共有することの大切さを実感。 5.おわりに 防災とは、“いつもと違う時”にこそ磨かれる視点があります。 雨の音に耳を澄まし、夜の灯りを頼りに歩くなかで、「昼では見えない危険」に出会います。 第2回白書では、こうした時間帯・気象条件の違いによる防災課題に目を向けました。 今後も、多様な視点でまちを見守り、1件1件、地道に拾い上げていきます。