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【行政巡視】長崎県忠霊塔および三城城跡付近において、竹害の視察・調査を実施しました。

地域住民のお話を受け、長崎県忠霊塔および三城城跡付近において、竹害の視察・調査を実施しました。現地では、三城城跡から周辺地域へと竹林が広がり、特に近隣の民有地にまで侵食している状況を確認しました。 放置された竹の急速な繁茂は、景観や文化財の保全のみならず、私有地への影響や安全面でも深刻な問題となっています。 今後、関係機関や地域住民の方々と連携しながら、竹害への対応と環境整備の在り方について検討を進めてまいります。

大村市の未来を創る「市民会議」への参画と論考公表のお知らせ

皆さま、こんにちは。 このたび、令和6年度に開催された「第6次大村市総合計画市民会議」(大村市のミライを考える市民会議)に市民メンバーとして参加し、その実践を踏まえた論考をまとめて発表いたしました。 ▷市民会議とは? 「大村市のミライを考える市民会議」は、市が2050年の将来像を描くために設置した制度外の市民参画の場です。 42名の市民が5つの班に分かれ、 子育てしたいまち 働きたいまち 自分らしく住み続けたいまち 人がつながるまち 訪れたいまち というテーマで半年間にわたり、未来を見据えた議論を重ねました。 私自身は「人がつながるまち大村」班のメンバーとして参画。地域コミュニティの希薄化、世代間交流の不足、AIの活用など、現代的かつ未来志向の課題と向き合い、具体的な政策提案にも挑戦しました。 例えば「中高生によるジュニア議会の創設」など、若い世代も政策形成に参画できる仕組みづくりを提案し、多様な意見が活発に交わされました。 ▷論考のポイント 今回発表した論考では、以下の点に焦点を当てています。 市民会議の高度な有用性  単なる意見募集の場ではなく、市民が主体的に政策を考え、提案書として正式に行政へ提出できること。  このプロセスが市民の自治意識を育み、政策の質向上に貢献している点。 議会との補完的関係の可能性  市民会議は議会制度の「外」にあり自由で柔軟な議論が可能。  今後は市議会や議員と情報共有を図り、議会での政策審議にも活かす仕組みづくりが望まれること。 参加者相互の新たな公共圏の形成  議論の過程自体が、市民同士の新しいつながりを生み出し、地域の公共性を高めていること。 今後の課題と展望  政策反映の透明性確保や多様な層の参加促進、議会との制度的連携強化など、持続可能な市民参画のための課題整理。 ▷なぜ、この論考を公表したのか? 地方自治体の政策形成は従来、行政や議会主導が中心でしたが、これからは市民の直接的な参加がますます重要になります。 私自身の参画経験を踏まえ、実践的かつ制度的にどのような意味があり、どう進化させていくべきかを明らかにしたかったためです。 また、議会と市民会議が互いに補完し合い、開かれたガバナンスを実現することが、地域の未来にとって不可欠と考えています。 ▷最後...

鈴田小学校横の通学路安全確保について

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〜子どもたちの「命の通学路」を守るために〜 私は長崎県防災推進員として、大村市内の地域を巡回しています。 その活動の中で、鈴田小学校南側の通学路において、見逃せない危険箇所を確認しました。 そこは、児童たちの登下校に日常的に利用されている歩道です。(鈴田運動広場を利用する方もよく往来します) ところが、その歩道のちょうど中央に電柱が設置されているため、児童たちは必ずそれを避けなければ通れません。これは構造的に非常に問題であり、事故や転倒のリスクが常に隣り合わせの状況です。 まず現場を実際に歩いてみると、電柱の存在によって歩道の半分以上が塞がれており、大人でも身体を横に向けないと通れないほどの狭さです。子どもたちが並んで歩くことはできず、1人ずつ順番に通らなければならない状況です。 特に危険だと感じたのは以下のような点です: ・電柱の根本には舗装のゆがみや段差があり、つまずく可能性がある ・電柱周辺に雑草が繁茂しており、足元の視認性がさらに悪化している ・登下校のピーク時には、後ろから来た児童が追い越そうとして、電柱の外側(車道側)にはみ出すケースがある ・雨の日や暗い夕方など、視界が悪い時ほどこの危険が増す 私自身、午後4時すぎに現場を確認した際、児童2名がリュックを大きく左右に振りながら電柱をよけて歩いており、その一人が一瞬車道に足を踏み出す場面がありました。ヒヤリとする瞬間でした。 通学路の安全は「当たり前」であってはならない このような状況が長年放置されてきた背景には、「昔からあるから」「事故は起きていないから」という“慣れ”があります。 しかし、防災や交通安全の観点からは、「大きな事故が起きていないから安全」ではないのです。 実際、地域の住民の方からは次のような声を伺いました: ・「あの道、昔から変わってない。けど、子どもの数が増えたから危なくなってきた」 ・「シニアカーで通るのは不可能。毎回、車道に降りるしかない」 ・「暗くなると電柱が全然見えない。ぶつかりそうになる」 このように、日々通る人にとっては危険の連続であり、「本来、安全であるべき道が、安全でなくなっている」という逆転現象が起きています。 行政・関係機関への対応と提案内容 本件については、現場写真・通行状況の記録を添え、市役所の道路管理課、および管轄...

長崎県忠霊塔の維持管理ボランティア活動の現地説明会(長崎県戦没者慰霊奉賛会実施)に伺いました。

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私が、帰郷して暫くしたころ、長崎県忠霊塔に参拝したとき、荒れ果てていました。 私は、すぐに「長崎県戦没者慰霊奉賛会」にお電話し、実際にお会いし、現在の維持管理の状況を伺いました。 そこで、私は、これは大村市民の問題でもあると自覚し、私が主催する団体で「何かできることはないか」ということでお話をしていました。 長崎県戦没者慰霊奉賛会さんからは、前向きな姿勢を伺いました。 その後、私は、長崎県忠霊塔に関する情報を本格的に調査し始めました。 そして、まずできることとして、ひとまず私は、これまで、地域の英霊に敬意を込めて、長崎県忠魂碑の清掃活動を始めることにし、これを続けてきました。 誰かに頼まれたわけではなく、ただ「想い」を込めて、静かに、黙々と実施していました。 そしてこのたび、長崎県戦没者慰霊奉賛会より、正式に維持管理ボランティア活動に関する公募が行われ、この現地説明会に、公益研の代表として、参加させていただきました。 大村市内・大村市内ボランティア団体に対する公募ではありましたが、残念なことに私どもの団体のみの参加でした。 現地では、忠霊塔の設置の経緯や、現在の維持体制、今後の課題などについて、丁寧にご説明をいただきました。日々の清掃活動で感じていた「もっとできることはないか」という想いに、ひとつの方向性をいただいた気がします。 また、説明会では、地域の方々や関係団体が連携して碑を守っていく重要性や、草木の管理や忠霊塔の点検といった具体的な活動内容にも触れられ、「一人の行動」から「共に守る活動」への広がりを感じました。 私にとって、忠霊塔の清掃は、英霊への想いを形にする時間であり、平和を考える小さな実践でもあります。これからも、その想いを忘れず、地域の皆さんとともに、大切な記憶の場所を支えていきたいと思います。

大村市ボランティアセンターあいわーく主催のボランティア交流会に参加。他、論考【大村市スケートボード禁止条例案に関する公益的・社会文化的考察― 公共空間における文化的表現活動と地方都市の若者の権利の視座から】を公表しました。

本日は、大村市ボランティアセンター「あいわーく」が主催するボランティア交流会に参加しました。 地域で活動されている様々な団体や個人の方々と交流し、それぞれの取り組みや課題、思いを共有できた貴重な時間となりました。 ボランティアの現場には、年齢や立場を超えた“つながり”があり、地域の力強さを改めて感じることができました。 また同日、論考【大村市スケートボード禁止条例案に関する公益的・社会文化的考察―公共空間における文化的表現活動と地方都市の若者の権利の視座から】を公表しました。 本論考では、スケートボードが若者にとっての表現手段としてどう捉えるべきか、地方都市における公共空間と文化の共存の可能性についての分析を行いました。 地域に根ざした活動と、公益的視点からの提言の両面を今後も大切にしながら、引き続き取り組んでまいります。

【ご報告】子どもアドボカシー講座 基礎編と薬物乱用防止講演「なぜ大麻はだめなのか深く考えてみよう」(武蔵野大学 社会響創センター)を修了しました

このたび、NPO法人全国子どもアドボカシー協議会が主催する 「子どもアドボカシー講座 基礎編」を受講・修了しました。 この講座では、子どもの権利やアドボカシー(代弁・擁護)の考え方について、基礎から体系的に学ぶことができました。 子どもを取り巻く社会的課題や、様々な立場にある子どもたちの現状についても、改めて深く考えさせられる機会となりました。 ▷学んだ主な内容 ・アドボカシーの定義・理念 ・海外における子どもアドボカシーの取り組み ・子どもの権利条約の理解と擁護 ・アドボカシーに関わる制度や、各自治体の児童福祉行政 ・発達に課題を抱える子や、LGBTQの子どもたちなど、多様な子どもたちへの理解 ・社会的養護の現場の声や課題 ・子どもと関わるうえでの基本的な態度と支援技術 など 子どもが安心して声を出せる社会の実現には、まず大人側が「聴く姿勢」と「正しい知識」を持つことが大切です。 今回の学びを、今後の地域活動や子ども支援、防災教育などの場でも活かしていきたいと思います。 こどもたちが「安心して声をあげられる」まちづくりへ。 引き続き、小さな声に耳を傾け、行動していきます。 また、他に薬物乱用防止講演「なぜ大麻はだめなのか深く考えてみよう」(武蔵野大学 社会響創センター)を受講し、修了しました。 講座提供:NPO法人全国子どもアドボカシー協議会 講座名:子どもアドボカシー講座 基礎編

埼玉県横瀬町と産業能率大学が連携して実施する「学生が主役の地方創生プロジェクト for 横瀬町」の政策提言発表会に参加しました。

このプロジェクトは、産業能率大学の学生たちが横瀬町の地域課題に取り組み、実践的な政策提言を行う地方創生の取り組みであり、地域の魅力を高め、持続可能なまちづくりを目指す内容です。 発表会では、学生の皆さんが熱心に考え抜いた政策提言を聞き、多様な視点や斬新なアイデアに触れることができました。地域の未来を担う若い力の活躍を大変心強く感じる時間となりました。 地域創生は、行政だけでなく、地域住民や大学、企業が連携して進めていくことが重要であり、今回の経験を活かし、私も地域の活性化や市民参加の促進に貢献していきたいと思います。 ご関係者の皆さま、ありがとうございました。引き続き、地域の未来を考える活動に取り組んでまいります。

大村獅子舞保存会の練習へ、視察見学をおこない、ご意見を伺いました。

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大村市民会議で知り合った委員の方とのお話で、大村獅子舞保存会さんの大村獅子舞の練習風景を、見学させて頂きました✨ みなさま、お優しく接していただき、非常に有意義で楽しい時間になりました。ありがとうございます✨ 私たちの住む大村市は、独自の歴史があり、多数の民俗芸能(伝統芸能)があります。大村市の民俗的アイデンティティともいえる民俗芸能は、伝統の保存。地域交流。世代間交流。など“郷土愛”を育む素晴らしいものであると考えます。 私としましても、民俗芸能の保存に関しましては、以前から非常に関心があり、これからは微力ながら、出来ることからご協力してまいりたいと考えます☺️ _大村獅子舞 _練習日時 木曜日 19:30〜 ※ご自由にご見学いただけます。 _練習場所 皇大神宮神社 〒856-0837 長崎県大村市西本町493 _備考 メンバー募集中で〜す!!!!!!! (大人、子供問わず) インスタグラム

第6次大村市総合計画市民会議第1回目開催

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第6次大村市総合計画市民会議の第1回目が開催されました!☺️ 同会議の委員として、参加させていただきました! 第1回ということで、まずは開催1時間前に、大村市コミセンに向かいました! ロビーをうろちょろ 間違いない!ここだ!と確認! 知人と、合流して いざ、本会議! といいたいところでしたが、今日はオリエンテーションや自己紹介がメインでしたので!☺️ 時間からは、分科会に分かれ本格的に議論が進むとおもわれます。大村市にとって大事な指針となる計画を取り決めますので、非常にたのしみになります😁

第9回大村公園クリーンプロジェクト

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第9回大村公園クリーンプロジェクトを開催しました😁 大村神社へ向かう参道(車道)をお掃除しました!

科学的地域環境人材アナリスト(三重大学)の認定証書が届きました。

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このたび、三重大学による「科学的地域環境人材アナリスト」養成プログラムを修了(9月25日)し、正式な認定証書が手元に届きました。 本認定は、地域社会における複雑化・多様化する課題に対し、「科学的・専門的視点」と「実務知識」の両面からアプローチできる人材を認定するために設けられたものであり、都市・農村・自然環境を横断的に理解し、持続可能な地域形成に貢献することが求められています。 プログラムでは以下のような専門領域を中心に学びました ・GIS(地理情報システム)を用いた地域分析 土砂災害危険区域や浸水想定区域の可視化、防災拠点の配置計画の検討に応用可能。 ・エビデンスベース(EBPM)に基づく地域政策の構築 直感や慣習に頼らず、統計・実地データに基づいた地域施策立案を行うための理論と方法。 ・社会環境リスクの特定と評価(リスクアセスメント) 高齢化や過疎化といった地域社会の脆弱性と、それに伴う災害・孤立リスクの定量評価。 ・SDGs・レジリエンスの視点からの地域づくり 環境・社会・経済の3側面のバランスを考慮した計画立案と、地域レベルでの持続可能性評価。 私自身、すでに長崎県防災推進員や文化遺構の保全、社会教育の分野で公益活動を実践してきておりますが、今後はこの資格(称号)を基盤に加え、「現場と学術の橋渡し役」としての機能を一層強化していきたいと考えております。 とりわけ、災害リスクの「見える化」と「伝わる化」は喫緊の課題です。 行政や地域住民、NPO、専門家が協働できる“共有言語”を作るため、GISを活用したマップ作成やワークショップの実施も視野に入れています。 これからも、地域の実情に根ざしながら、科学的思考と市民感覚を両立させた公益活動を進めてまいります。

寺島の清掃

今日は、涼しかったので 朝から、寺島と漁港周りから龍神社まで 環境美化活動を行ってまいりました。 ゴミ拾いが中心にはなりますが、引き潮のうちにとおもい 大村湾に流出しそうなものも含め 拾ってまいりました。 たくさんの方とおしゃべりしました。 ご協力いただいた初対面のみなさま ありがとうございました!

【行政巡視】大村市レインボーロード近くでゴミ拾い

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行政巡視中、大村市レインボーロード付近で、ゴミが散らばっているのをみかけたので、ゴミ拾いしました。 このポイントは、よく車が休憩等で停車している場所になりますので、何回かゴミ拾いを実施した場所になります。

【ご報告】三重大学「科学的地域環境人材育成事業」(科学的環境人材アナリスト)の必須・選択科目を修了しました

このたび、三重大学が実施する「科学的地域環境人材育成事業」において、必須科目および選択科目を受講・履修し、全てのテストに合格いたしました。 ▷修了した科目について 必須科目(地域環境科学概論) 以下の科目を体系的に学び、環境問題の理解を深めました。 ・環境問題・環境評価法 概論 ・エネルギー技術 概論 ・環境配慮技術 概論 ・環境管理・教育啓発 概論 ・環境関連法・行政 概論 ・大気・水と食の健康リスク 概論 ・自然環境保護・生物多様性 概論 ・気候変動問題 概論 ・コミュニティ&インバウンド 概論 ・環境経済・経営 概論 選択科目 環境の現場で求められる知識として、以下のテーマを学びました。 ・カーボンニュートラル(CN)の必要性と重要性及び対応策 ・地域再生とスマートエネルギー ・環境に配慮した食生活 ・脱炭素社会 今回の学びを通じて、地域環境の現状や未来に対して科学的かつ実践的な理解を深めることができました。 これらの知識を基盤に、今後も地域の環境保全や持続可能な社会づくりに貢献してまいります。 引き続き、環境と社会をつなぐ活動に取り組んでまいります。

第2回防災記録 長崎県防災推進員として

〜雨の音、夜の灯り、防災の目〜 1.はじめに 昼間だけでは見えないリスクは、雨の日、そして夜の街に潜んでいます。 私は、防災推進員として“日中以外の時間”にも巡回を行い、災害に備える「気づきの網」を広げています。 2.雨天巡回できづいたこと ・雨の日には側溝や排水口の機能が目に見えて分かる ・水たまりの発生箇所=道路の勾配不良、排水不良 ・長靴で巡回しながら、実際に雨の動きを観察 ・雨漏りしている空き家や工事現場の仮設物の傾きが明らかになる 事例:大村公園の側溝詰まりを発見、即時清掃完了 3.夜間巡回で気づいたところ ・街灯が点いていない道は、歩くだけで不安になる ・一部の避難路が夜間に暗すぎて、災害時の避難に適さないと判明 ・鳴らない防犯灯、看板照明の老朽化なども確認 4.市民の声 ・「夜道が暗いと怖い」 ・「雨の日にゴミが流れて詰まってるのをよく見る」 ・「誰かが巡回してくれてると安心する」 市民と話すなかで、“見えない不安”への気づきを共有することの大切さを実感。 5.おわりに 防災とは、“いつもと違う時”にこそ磨かれる視点があります。 雨の音に耳を澄まし、夜の灯りを頼りに歩くなかで、「昼では見えない危険」に出会います。 第2回白書では、こうした時間帯・気象条件の違いによる防災課題に目を向けました。 今後も、多様な視点でまちを見守り、1件1件、地道に拾い上げていきます。

【防災巡回】豪雨の大村公園の様子をみてきました

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突然の豪雨です。局地的な豪雨や長雨による災害リスクが高まっています。 そのような中、本日は豪雨による影響の確認を目的に、大村公園周辺の巡回を行いました。 園内や周辺の水路、歩道の冠水状況、土砂流出の有無、排水の流れなどを中心に確認し、大きな異常は見受けられませんでしたが、一部では側溝に落ち葉や土砂・落枝が詰まり始めている場所もあり、早期の清掃・対応が望まれると感じました。 また、公園内の斜面や老木の根元も視察。地盤の緩みが引き起こす倒木や土砂崩れのリスクにも常に備えが必要です。 近年の異常気象を踏まえると、「これまで大丈夫だった場所」が「これからも安全である」とは限りません。 だからこそ、日ごろからの予防的な巡回と地域の目配りが重要だと再確認いたしました。 市民の憩いの場である大村公園が、これからも安全で安心して過ごせる場所であるように 防災推進員としての役割を果たしながら、引き続き地域の防災意識向上にも努めてまいります。 引き続き、大雨・雷・土砂災害への警戒を忘れず、皆さまも身の回りの危険箇所への注意をお願いいたします。

警察が実施している【不当要求防止責任者講習】を受講してきました。

このたび、長崎県警察本部が実施している【不当要求防止責任者講習】を受講してきました。 この講習は、企業や団体の責任者が、反社会的勢力(いわゆる暴力団など)からの不当な要求に対して、法令に基づいた正しい対応をとるために設けられているものです。 私は、これらの知識を、地域や私が関わる団体で活かしてまいりたいと考え、参加したのは2024年8月22日での講習会で、私が主宰する団体の幹部と共に受講してまいりました。 当日は、様々な方がおられ、企業の総務・法務担当者や、各団体の主に役員など、30名ほどが参加していました。 講習では、大村警察署の警察官の方が講師となり、次のような内容が展開されました。 長崎県内でも依然として存在する暴力団や準構成員 名前を変えて活動する「偽装団体」や、一般市民に成りすました接触 契約や支払いに関するクレームを装い、金銭や便宜供与を迫る SNS等で誹謗中傷をちらつかせて沈黙や謝罪を強要する 地域の行事や奉仕活動に「協力」と称して介入しようとする まさに、地域で活動している私たちにも無関係ではないと実感し、次のようなことを考えました。 不当要求に対しては、「即断・即対応せず、記録を残す」こと 団体内で共有したうえで、 長崎県警または暴力追放センターへ相談する こと “交渉しない・妥協しない・個人で抱え込まない”という姿勢が、最大の防御であると学びました。 私は、このページから申し込みし、直接、警察署にお問い合わせしました。 ▶ 不当要求防止責任者講習について(長崎県警察) 講習申込書のダウンロード、開催日程のお知らせなどもこちらに掲載されています。 私はこれまで、忠霊塔の保全活動や地域の防災・防犯活動に携わってきました。 そのなかで時に、「地域を守る活動であっても、理不尽な要求や圧力を受けることがある」ことを肌で感じてきました。 今回の講習は、そんな現場の私たちにとって、まさに“知識という防具”を得られる機会でした。 自分が責任者として備えるだけでなく、仲間や市民団体、ボランティアの皆さんともこの知識を共有し、「いざという時、誰もが相談できる体制」を整えていきたいと思います。 暴力団排除は、警察だけの役割ではなく、 市民一人ひとりの意思と知識で支えられる時代 です。 受講を通じて、改めて実感しまし...

【ご報告】以前からいただいていた政界進出のお誘いについて、現段階はお断りしました。

私は、実は以前から、周りの方々の方々より、幾度か、「政界への進出」をすすめられていました。 この大村市に帰ってきたあとも、そのお誘いはありました。 私も、生まれ故郷の大村市を良くしたいと考えるのは本音です。 正直なところ、ありがたく光栄なお話でもありましたし、私自身も、まちのことや社会のことを考える立場として、責任の重さも痛感する日々です。 けれど、私は、その形は"違う"と感じていました。 私も、一市民として、政治家さんとお付き合いしたことも多々ありますが、私には不向きに感じています。 私は、あまり近縁者と良い関係とは言えず、DV等支援措置を受けており、おおやけに活動するのは遠慮しており、何より「陰ながら淡々と実務をこなす」のが好きなのです。 また、よく「政治は喧嘩」と言いますが、私は、「喧嘩や争い」は、嫌いです。 「皆違って皆いい」「個性は大事」といった具合の考え方なので、党派や思想などで闘争したり、風習や形式的なしがらみのなか、活動をするのは、私の求めるものでありません。 たとえ党派や思想、選挙区が違えど、同じ「社会を良くしたい」有志としてやっていけるようでしたら、その道を考えたい。みんな、同じ人間ですし…。 そして、皆さんが私に勧める「議員」と「政治家」は微妙に意味合いと役割が違うと感じています。 議員はあくまで、政治家の中のポストだと考えております、また、「政治家として何ができるか」「議会の中で何ができるか」よりも、「地域の中で、誰と、何を、どう変えていくか」といった具合に、実感のある活動に、私は、強く意義を見いだしています。 今も変わらず、功績を残すよりも、陰ながら淡々と道路の安全確認や、防災のこと、ボランティアのこと、市民の皆さんとの小さな対話の積み重ねにこそ、私の原点があると思っています。 たとえ政治家という肩書がなくても、"まちを良くしたい"と思えば、動けると思って行動しています。 一人でも、仲間がいれば、大きな波になる。 だから、現段階で、このお話には、丁寧にお断りをさせていただきました。 もちろん、今後の状況次第で、どうなるかは、私にも分かりませんが、私は「政」という形よりも、「民」に根ざしたところから、社会を育てていきたいと、今もそう思っていますし、そう、強く考えています。

皆さまと集めているプルタブを長崎市社会福祉協議会へ寄贈しました

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日ごろより、地域の皆さまと集めているプルタブを、このたび 長崎市社会福祉協議会様へ寄贈させていただきました。 この活動は、「小さなものから大きな支援を」という想いのもと、地域の皆さまのご協力を得ながら進めてきたものです。 プルタブは回収・換金され、車いすなどの福祉用具の購入や、地域福祉の取り組みに活用されます。 あわせて、私ども公益研は、現在はアルミ缶やペットボトルキャップの回収運動にも取り組んでいます。 こちらは、世界の子どもたちへのワクチン支援などにつながる活動で、環境保全と社会貢献の両立を目指しています。 プルタブも、ペットボトルキャップも、どちらも「日常の中にある小さなもの」です。 けれど、それが「誰かの支え」になり、「社会を支える一歩」にもなります。 地域の方々や仲間たちとともに、こうした取り組みを重ねていく中で、あらためて“つながる力”の尊さを感じています。 今後も、地道ではありますが、こうした草の根の活動を大切にしながら、公益活動を進めてまいります。

雨ですね…。 晴れよりは好きですが🐸

島原の土石流被災家屋保存公園とがまだすドームを見学しました

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本日、長崎県島原市にある「土石流被災家屋保存公園」と「がまだすドーム(雲仙岳災害記念館)」を見学しました。 ▷1991年、忘れてはならない島原の土石流災害 がまだすドームに展示されている写真や映像、そして現地にそのまま残された被災家屋を目の前にすると、改めて「自然災害の猛威」と「人の命の重み」を痛感します。 土石流に呑まれた住宅は、いまもあの日のまま。 屋根も壁も押しつぶされ、車は巻き込まれたままの姿で保存されています。 「もうこの場所に家族はいない」 その事実が、胸に強く刺さりました。 ▷防災は「誰かを守る力」に変えられる 見学を終えて感じたのは、こうした災害の記憶を「過去の悲劇」で終わらせるのではなく、次の命を守るための知恵や教訓に変える責任が、私たちにはあるということです。 一人の防災推進員として、 そして地域に関わる人間として、 「気づくこと・伝えること・動くこと」の大切さを改めて胸に刻みました。 ▷平時にこそ、防災を 土砂や火山災害は、九州の多くの地域にとって、他人事ではありません。 島原で学んだことを、大村のまちづくりや日常の巡回活動、公益活動にも活かしていきます。 災害は、静かに近づきます。 だからこそ、静かなうちに備える力を磨いておきたいですね。 今後も、各地の防災施設や災害遺構を訪ねながら、 「命を守る知恵」を皆さんと共有していけたらと思います。

第1回防災記録 長崎県防災推進員として

災害は、前ぶれなく、ある日突然やってきます。 だからこそ、日常のなかに潜む「小さな異変」に気づくことが、まちの防災の第一歩であると私は考えています。 私は長崎県防災推進員として、大村市内を中心に「防災巡回」を行っています。 主な活動内容は、以下のとおりです。 ・決められたエリアを徒歩または車両で巡回すること ・大村公園清掃や地域活動とあわせた日常的な巡回 ・危険度が高い不法投棄・道路や施設の異常などを発見した際には、速やかに行政・警察へ通報・相談 ・その場で対応可能なごみの回収や軽作業については即時対応 この活動は、机上の計画では見えない現場の“リアル”を体感する、極めて重要な時間です。 特別な装備や機械を使用しているわけではありません。強いて言えば、車が必要なくらいです。 ただ、地域を自らの足で歩き、目で見て、耳を澄ませ、そして時に住民の声に耳を傾ける――それだけです。 しかし、その「だけ」にこそ、大きな意味があります。 巡回中に実際に確認した事例 ・ 通学路の植木が倒れかかっており、通行の妨げとなっていた ・側溝が詰まり、大雨時に逆流・浸水のリスクが高まっていた箇所の確認 ・避難所として指定されている施設の案内板が老朽化し、視認が困難であった ・街灯の不点灯により、夜間の通行に不安を感じるエリアの存在 こうした“災害に結びつくかもしれない前兆”を未然に把握し、対応すること――それが防災巡回の役割であり、力です。 巡回を重ねるたびに強く感じるのは、防災とはインフラだけではなく、「人の暮らしそのもの」だということです。 洗濯物の様子、玄関先に咲く花、子どもたちの声。そうした生活の気配が、地域の元気さや課題を映し出しています。 ときには、巡回中に住民の方から「いつも見てくれてありがとうね」と声をかけていただくこともあります。 その一言が、次の一歩への力になります。 危険は、地図やマニュアルの中にだけあるわけではありません。 日常の道ばた、空き家の影、街角の灯りの中に、そっと潜んでいます。 だからこそ、誰かが“気にかける”ことが必要です。 私にとっての防災巡回は、「まちを見守るまなざし」であり、「命を想う時間」です。 これからも、地道に、しかし確かに、歩いてまいります。

大村市歴史資料館に見学に伺い、大村市の歴史にふれ、郷土愛をあらたにしました

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本日、大村市歴史資料館を見学してまいりました。 これまで何度か訪れていたものの、今回はじっくりと時間をとりまして、展示と向き合いながら、「まちの歩み」を再確認する貴重な時間となりました。 館内には、大村藩の成立やキリシタン文化、大村純忠公の足跡などを紹介する歴史資料が並び、 展示をひとつずつ読み進めていくうちに、地域の中に積み重ねられてきた人々の営みが、静かに胸に迫ってきます。 今回の展示の中で、特に心を打たれ、熱心に見させていただいたのが、市内の各小学校による郷土の歴史研究の展示でした。 児童たちが地域の歴史や文化について調べ、わかりやすくまとめたパネルや作品が並んでおり、その一つひとつに、大村というまちを大切に思う気持ちが感じられ、とても素敵でした。 子どもたちが自分のまちを調べ、発表し、それが公共施設に展示されているというのは、まさに“郷土愛の土壌”を育む素敵な教育だと思います。 大人の私も、つい見入ってしまい、「なるほど、こんな視点があるのか」と感心する場面も多々ありました。 静かな展示室を歩きながら、「自分はこのまちが好きだ」そんな思いがあらためて込み上げてきました。 歴史にふれ、地域の歩みに耳を傾けることで、今を生きる私たちが背負っている“まちの記憶”の重みと温かさを再認識しました。 今後は、子どもたちや地域の皆さんと一緒にこうした資料館を訪れ、大村の歴史や文化を共有し語り合う機会をもっと増やしていきたいと感じています。 私たち一人ひとりの郷土愛と、未来へ手渡したい“まちの誇り”が、これからの大村をつくっていく。 そう信じて、これからも活動を続けてまいります。 ※展示内容や見学情報は、大村市歴史資料館の公式サイト等でご確認ください。 ※子どもたちの作品は時期によって入れ替えもありますので、再訪もおすすめです。

【防災巡回】鈴田地区で落石を確認、安全な場所へ移動し、対応を行政へ依頼しました

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本日、鈴田地区内を巡回していたところ、道路上に比較的大きな落石を確認しました。 ここは、通行の妨げや事故につながる恐れがあったため、直ちに、一時的でありますが、端へどけて、安全を確保しました。 あわせて、状況を行政にも報告済みです。 今後の対応や再発防止についても注視していきます。

自衛隊の音楽祭を拝観させていただきました

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本日は、シーハットおおむら、さくらホールで行われた、陸上自衛隊大村駐屯地ふれあいコンサートを拝観させていただきました。 とても、素敵な音楽祭でした。

【行政巡視】ある小学校のすぐ横の通学路(歩道)の真ん中に電柱があり、安全性を考えます

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先日、ある小学校前の通学路を歩いていた時のことです。 ふと目にしたのは、歩道のど真ん中に立っている一本の電柱。 この道は小学校のすぐ近く、子どもたちが毎日、登下校で通る場所であり、付近には学童、市役所出張所、JAなどがあり、比較的車の往来もある場所です。 この場所は歩道が狭い上に、電柱が真ん中に立っているため、子どもたちが電柱を避けるように歩道から車道に寄らなければならない場面も見られました。 さらに、道路は緩やかにカーブしており、見通しが悪い。 車が少しスピードを出して走ってくると、歩行者に気づくのが遅れる危険性もあります。 これは果たして「安全な通学路」と言えるのか、つい、考えてしまいます。 子どもたちの命を守るべき通学路において、普段見落としがちな、こうした構造的な課題は見過ごしてはいけない問題だと感じました。 特に電柱などの障害物は、ベビーカーや車いすの利用者にとっても深刻なバリアになります。 こうした場所に気づいた時、私たちができることは「声を上げること」です。 ・市役所の担当課への相談 ・学校やPTAへの共有 ・地域の自治会や町内会を通じた要望活動 一人の気づきが、地域の安全を守る大きな力になります。 この通学路がより安全なものへと改善され、子どもたちが安心して歩ける日常を守れるよう、今後も地域の一員としてできることに取り組んでいけたらと考えています。

大村市動物愛護セミナー(防災講座)に参加しました

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本日、大村市が主催する動物愛護セミナー(防災講座)に参加しました。 今回の講座のテーマは、「ペットと暮らす私たちが、災害にどう備えるか」。 非常に実践的かつ、地域にとっても重要な内容でしたので、ご報告をさせていただきます。 ▷講座の概要と印象 講座では、動物愛護・防災の専門家の先生から、災害時におけるペット同行避難の重要性や現状、そして課題について、具体的な事例を交えてお話がありました。 特に印象に残ったのは、熊本地震・東日本大震災・西日本豪雨などで実際に起きた「ペット避難のトラブル」の数々です。 避難所で「ペットは入れない」と言われ、外にとどまるしかなかった。 ケージがなく、他の避難者とのトラブルに発展。 鳴き声やアレルギー問題が原因で孤立してしまった。 フードが足りず、普段食べ慣れていない物で体調を崩す。 「いざ」という時にどうするか。 人と同じように、動物たちにも“命を守る選択肢”を用意しておく必要があることを改めて痛感しました。 ▷ペット防災で学んだ大切な備え 講師の先生からは、災害時に備えるべき具体的な項目についても紹介されました。 以下は、特に重要と感じた備えの一部です。 ▷ペットと一緒に避難するための準備: キャリーバッグやケージ (落ち着ける場所として大切) ドライフード・水(3~7日分) ワクチン接種証明書・マイクロチップ情報 トイレシーツやビニール袋などの衛生用品 写真(迷子になったときの捜索用) 普段の生活をなるべく再現できるアイテム(おもちゃ、タオルなど) また、「防災訓練にペットを連れて行く」という習慣づけも提案されていました。 突然の環境変化に、ペットが混乱して逃げたり、体調を崩すこともあるからです。 平時から慣らしておくことこそが最大の備え ――この言葉が胸に残りました。 ▷地域防災と「動物福祉」の接点 私自身、防災推進員として日頃から地域の防災意識を高める活動を行っていますが、 今回の講座を通して、「人の防災」と「動物の防災」は、決して切り離すことはできないと実感しました。 ペットは家族。 しかし、災害時には「ペットを守る責任」が飼い主に重くのしかかります。 だからこそ、 地域としても“同行避難”への理解と体制づくりが必要不可欠 です。 今後、地域の避難訓練や防災ワークシ...

【防災巡回】大村公園の外周道路で側溝の詰まりを発見し、大村市へ報告しました

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本日、大村公園の外周道路を防災巡回していた際、側溝の詰まりを発見しました。 ▷大村公園は重点巡回エリア 大村公園は、市民の皆さんや観光客にとってもなじみ深い場所であり、私自身も特に重点的に防災巡回を行っているエリアです。 園内の自然環境は美しい反面、 落ち葉や泥が積もりやすく、側溝や排水路の機能が低下することがあります。 ▷見逃せない。側溝の詰まりは水害リスクがあります 今回発見した詰まり箇所では、落ち葉や泥が堆積し、水がうまく流れなくなっていました。 こうした小さな詰まりも、大雨時には冠水や路面の浸水リスクに直結します。 すぐに、大村市の関係部署に報告しました。 ▷防災は「気づくこと」から 私が防災推進員として日々感じているのは、「見過ごされがちな危険にこそ、最初に気づくことが必要だ」ということ。 地域の安心・安全は、特別な人だけが守るものではなく、みんなで気づき、支え合うことで築かれるものなのかも知れません。 今後も、大村公園を含む市内各地の巡回を続けていきます。 小さな異変でも、気になることがあればぜひお知らせください。